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はじめに
本日は、corei7 9700KのCPUクーラーとして何が必要か?という問に答えるべく、CPUの温度計測をすることにしました。本日の目標は、greaseの効果検証です。アマゾンで購入したgreaseはこちらの、Thermal Grizzly社Kryonaut 1g(税込み726円)です。
LinuxでのCPU温度計測方法
まず、温度計測用ソフトを入れます。
$ sudo apt install lm-sensors $ sudo sensors-detect
次に温度計測をします。
$ sensors
こちらのstackoverflowのサイトを参考にさせていただきました。
Linux用CPUベンチマークソフトの導入
こちらのサイトに言って最新版のUnixbenchをダウンロードします。私がやったときは5.1.3でした。https://code.google.com/archive/p/byte-unixbench/downloads
そして、展開して実行します。Runを通すには、事前にmake等C++のビルド環境を入れておく必要があります。(私はほぼまっさらの状態だったので、はじめRunが通らなかったため、qtcreator,cmake-qt-gui,gitを入れると通りました。)
$ tar xvzf UnixBench5.1.3.tgz $ cd UnixBench $ ./Run
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
計測結果
驚きです。thermal greaseがこんなに効果があるなんて。8coreは殆ど同じ温度だったので、core0だけの簡略の結果を載せます。
グリスなしunix bench前: 27℃
グリスなしunix bench後: 76℃ (温度上昇49℃)
グリスありunix bench前: 23℃
グリスありunix bench後: 35℃ (温度上昇12℃)
むむ!CPUクーラーはとりあえず冬はこのままでも良いんじゃないか?ってくらいです。それにしてもグリスの効果ってこんなにあるんですね。詳細が記になる方は、sensorsの出力を載せておきます。
終わりに
というわけで、thermal greaseの効果を思い知った1件でした。それでは皆様、また明日!