Ryze Technology社製ドローンTelloをScratchを使ってプログラミングで飛ばす方法


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はじめに

皆様こんにちは、ドローン、触ったことありますか?私は今までありませんでした。昔はヘリコプターのプラモデルなんかで遊んだことはありましたが、結構操作が難しくて、すぐどこかにぶつかって落ちてしまったりしました。というのも空中で安定して定位置にいる操作が難しかったからです。しかし今のドローンはそんなことは内部のシステムでやってくれるので、簡単に行きたい方向に飛ばしたりできるんですね。

私が今回購入したのは、Amazonで評判の高かった
Ryze tech社 Tello これの何がいいかというと、なんと、マウス操作だけでできるプログラミング言語Scratchで、動きをプログラミングできるんです!といっても基本的な動作のみですが、それでも小学生が楽しんでScratchを学ぶ十分な理由になるんではないでしょうか。もちろん、Scratchなしでも、自分でスマホをコントローラーにして遊べます。ひとしきり遊んでからこちらの記事を書いていますが、結構楽しいです。ただしバッテリーは10分くらいで切れるので、やはりおもちゃであることに間違いはありません。では早速Scratchで操作する方法に行ってみましょう。

必要な環境

WindowsかMacが必要です。というのも、Scratch2.0が必要なのですが、もうScratchはWindowsとMacしかサポートしていないからです。というわけで私も今回はいつものUbuntuを諦めてWindowsで実行することにしました。

TelloをScratchでプログラミング操作する方法

  1. https://scratch.mit.edu/download からScratch2.0をダウンロード
    (オフラインの最新版3.0ではだめでした。) 。
    Adobde AIRを先にインストールして、 Scratch2 をinstallします。
  2. https://nodejs.org/en/ からnode.jsというjavascriptをダウンロード。(左の推奨版、右の最新版どちらでもOKでした。まあ左の推奨版をダウンロードすればよいでしょう。)
  3. https://dl-cdn.ryzerobotics.com/downloads/tello/20180910/scratch0907.7z からtelloのscratch用拡張命令セットをダウンロード。
  4. 前記.7zファイルを好きな場所に展開します。(Tello.jsとTello.s2eなどのファイルが展開されます。7zの展開には展開用アプリのインストールが入りました。)
  5. 検索画面で cmd と打ち、出てきたコマンドラインで、cdを使って上記の展開したTello.jsが ある場所に行き、 node Tello.js とうつ。
  6. Scratch2.0を開き、Shiftキーを押しながらFileをクリックします。そこで出てきた “Import Experimental HTTP Extension”をクリックし、上記で展開した “Tello.s2e” を選択。すると”More blocks”にTelloに出せる命令ブロックが出てきます。
  7. codingします。といっても左側から命令を右側に持ってくるだけ。codeはすでにある猫のスプライト(キャラクター)のところに書けば良いです。今回私が書いたcodeを下に貼っておきます。
  8. wifiをTelloに切り替える。
  9. Scratch上で命令実行!
tello用code

以上はRyze tech社の公式HPのこちらを見て設定を進めました。 https://dl-cdn.ryzerobotics.com/downloads/tello/20180910/Tello%20Scratch%20README.pdf

トラブルシューティング

すんなり動きましたか?私の場合は動きませんでした。命令を実行してもうんともスントも言わないのです。

原因: ファイアーウォールが原因でPCとtelloが通信できていない。

対策: コマンドラインで、node Tello.jsをCtrl+Cで終了し、再度同じコマンドを実行。すると、ファイアーウォールを切るか?と聞いてくるのでyesとすると、無事Telloに命令が送れます。

Telloが飛んでいるところの動画

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