お久しぶりですDopyMasです。
さて、今回はレンタルベロモービルであるe-WAWが長らく悩まされていた問題、「ウィンカー、警報機、ハイビームがつかなくなった」の原因と対処方法が分かったのでまとめます。
Contents
原因
今回の「ウィンカー、警報機、ハイビームがつかなくなった」原因は、一言でいうとズバリ、「コネクター抜け」でした。
WAWは運転者左前方にウィンカー等の電子部品のボードが格納されています。ここに、左ハンドルにあるウィンカー等のスイッチから伸びたケーブルが、左前方のコネクタに接続されるのですが、困ったことにそのケーブルが十分に隠されておらず、ライダーが触れるようにぷらん、と出てしまっているのです。
1年ほど前、あるレンタルのお客様が走行中に急にウィンカーがつかなくなった、とおっしゃっており、それは申し訳ございません、調べておきます、と言ったのですが、おそらくハンドル操作をする中でそのケーブルを引っ張ってしまい、コネクタが端子から抜けたのだと思います。その証拠がこちらの動画です。
修理方法
コネクターが抜けたので挿せばいいのです。
が、それが大変で、電子基板が本体に六角ネジで止められているのですが、その穴が非常に小さく、すでになめられてしまっており、全く開かないのです。そして、コネクタを指す部分には全く手が入りません…。そこで私が撮った手段を順を追って説明します。
1 電子基板を出す
こちらの動画にあるように、電子基板のカバーを外していきます。
その際、六角レンチで回すだけでは不十分で、こちらの動画のように、後側、すなわちタイヤハウス側から抑えてあげる必要があります。外したところがこちら。そうすると、原因のところに載せた動画のように、コネクタが外れていたことが分かりました。
2. (できれば)基盤をカバーから外す
今回はこちらのように、六角ネジの頭が舐められてしまっていたため、外せませんでした。こちらのように潤滑剤をかけて試しましたがだめでした。
2-b. 2ができない場合の荒治療
片方の六角ネジだけはなんとか回せたので、もう片方はつけたまま、無理やりこちらのように基盤を回して、コネクター接続部分を出します。
3. コネクターを基盤に刺す
基盤のコネクタ接続部分が出れば、後は外れたコネクタを刺すだけです。
修正後の様子
上記修正後、無事、こちらのビデオように、ウィンカー、警報機、ハイビームがつくようになりました。これらはすべて今回のコネクタに集約されていたのですね。
終わりに
以上、今回は結構他の海外のベロモービル動画でも見ることができない、レアなベロモービル修理記事となったのではないでしょうか。もしベロモービルを購入されて、ウィンカーがつかない!という場合は参考にしてください。
