Windows7とUbuntu18.04.1のデュアルブート

ことの発端

以前お話した、ベロアートプログラミング教室の場所をアポロに移る事前準備として、PCをwindowsとlinuxのデュアルブートにする必要が出ました。
今回は4台あるPCのうち、やっと残り2台のWin7マシンをデュアルブートにすることに成功したので、その手順の解説をさせていただこうと思います。

手順概要

  1. Ubuntu USB installerを作成。
  2. Windows上で、Ubuntuをインストールするためのストレージの空きをつくる。
  3. UbuntuをUSBからインストール。

今回の環境

今回は2台のマシンを設定しました。各マシンを、
PC number: CPU, memory, OS, BIOS
という順で環境を記述します。

PC3: intel core i5-2450M 2.50GHz x2, 4.00GB RAM, win7 home premium service pack1, regacy
PC4: intel celeron G540 2.50GHz x2, 4.00GB RAM, win7 home premium service pack1, regacy
(PC1,2は前回設定済み)

手順詳細

  1. USB installerの作成

    (1) こちらからISOイメージをダウンロード。

  2. (注意)日本語REMIXだと、後のところでエラーでコケたとき、repositoryの追加ができない、という不具合があるので、こちらの英語版を推奨いたします。
    (2) こちらの手順でchecksumをチェックしてダウンロードしたイメージの正しさを確認。
    (3)

    $ usb-creator-gtk

     と打って、startup disk creaorを立ち上げ、USBにisoイメージを焼く。参考ページ

  3. PC環境の確認

    OS,CPU,memory,BIOSは、検索画面に「システム情報」と入れて確認できる。BIOSは、「BIOSモード」を確認する。「BIOSモード」欄がなければregacyと思って良いだろう。「BIOSモード」がUEFIなら、CSM:無効,secure boot:有効 にする。 参考:環境確認方法, UEFIのときの対応UEFIについてはこちら

  4. デフラグ

    ディスクの断片化を最適化しておく。検索画面に「ドライブのデフラグと最適化」と入力して、「最適化」ボタンを押す。

  5. Ubuntuを入れるスペースを確保

    検索画面に「ディスクの管理」(出ない場合は「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」)と入れる。縮小したいパーティションを選び右クリック。「ボリュームの縮小」を押し、そのままの値で実行。

  6. BIOSの設定

    再起動して、起動時にF1 or F2 or F12 or Delを連打する。BIOS画面に入ったら、
    パターン1)Boot priority: USB を先頭にする。「Legacy USB support」があれば、 enabled に、
    パターン2)Boot priority: USB HDD を先頭にする。「SATA mode」をIDEにする。

  7. Ubuntu installer USBの起動

    Ubuntu installerの入ったUSBメモリをPCに挿してPC再起動→Ubuntu画面が立ち上がる→「Ubuntuを試す」を選択。

  8. インストール事前準備

    そのままではインストール画面がモニター内に収まらず、かつウィンドウを動かしても下のインストールボタンが出てこない、ということが多々あります。そこで、まずは、wifiなどでネットワークにつなげる。(パスワードを正しく入れたのに、右上の無線lanのところに?マークが出る場合、5分ほど待つと繋がることがあります。)次に、

    $sudo apt install fonts-takao-pgothic

    を実行すると大丈夫。 参考

  9. インストーラー起動

    デスクトップの”Install Ubuntu”をダブルクリック。
    “Normal installation”,”Download updates”を選択。

  10. Ubuntuをインストールする領域の作成

    “Something else”を選択。
    “free space”を”Primary”パーティションにして、Ext4で / にマウント。
    もしSSDとHDD両方があるなら、/homeのみHDDに割り当てると良いでしょう。

    注意1)スワップ領域の作成は不要:「Ubuntu 18.04」ではスワップ領域を「スワップファイル」に確保するため、「スワップパーティション」を作成する必要がなくなりました(参考)。つまり何もしなくていいです。「スワップファイル」はインストール時に自動的に作成され、2GBのスワップ領域が確保されます。また、必要であれば、こちらの方法で、随時任意サイズのスワップファイルを作成することが可能です。

    注意2)windowsとの共有領域作成は不要: UbuntuからはNTFSフォーマットのwindows領域が見えるので、windowsとlinuxのファイル共有のためのパーティションの作成は不要です。

  11. ブートローダーをインストールするデバイスの設定

    “Device for boot loader”は、例えばUbuntuを入れたのがsda3なら、/dev/sdaを選ぶ。

    (注意)grubからwindows7が起動できなくなることがあり、以下のように、windowsのブートローダからubuntuを起動する設定にしてみましたが、今度はwindowsもubuntuも何故か起動できなくなるという不具合に見舞われ、何日か抜け出せなくなりました。ですので、以下の方法はおすすめしません。
    ・「ブートローダーをインストールするデバイス」は、例えばUbuntuを入れたのがsda3なら、/dev/sda3を選ぶ。後でwindowsから、フリーソフト『EasyBCD』を使用してubuntuを起動選択できる設定にします。 (参考

  12. インストール

    インストールボタンを押す。

    (注)インストールの最後のgrubをインストールする段で、”‘grub-efi-amd64-signed’パッケージを/target/にインストールするのに失敗しました。
    GRUBブートローダなしでは、インストールしたシステムは起動しません。”というエラーが出たときは、
    こちらの対策を実施する。

  13. windowsをデフォルトで起動するようにする

    こちらをどうぞ。

  14. 追加パッケージのインストール

    updateされたパッケージが多数あるので、

    $ sudo apt update
    $ sudo apt upgrade

    でインストールしておく。

  15. 日本語入力を設定する

    こちらをどうぞ。

  16. 参考: 全体手順

誤ってwindows7のブートローダを消してしまった場合の対処法

こちらをどうぞ。

grubメニューが出ない場合

こちらをご確認下さい。

右上のアイコンから輝度調整ができないとき

下記手順でbrightness-controller-simpleをinstallすれば、とりあえず調整はできます。減光しているわけではないそうなので、バッテリー消費は抑えられないようですが。

$ sudo add-apt-repository ppa:apandada1/brightness-controller
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install brightness-controller-simple

こちらを参考にしました。

終わりに

win7+Ubuntu18.04は鬼門ですね。
なにせ、古い+新しい、ですから。
windowsのパーティションには触っていないのですが、windowsが起動しなくなったりします。
BIOSの設定なのでしょうか。しかし、かなり時間を使ったのですが、結局BIOS設定をいじって直すのは成功しませんでした。
兎に角、4,5日かかったUbuntuをwindowsマシンにデュアルブートで入れる作業、ここに完結。めでたしめでたし!
あ、実はまだ1台日本語入力が設定できていませんが…。また後日アップデートします。→終わりました。

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